昔から今にかけての製造業

大きな影響を与えた出来事

経済を復活させるために

第二次世界大戦が始まると、日本にあった工場のほとんどは武器の工場になりました。
ですから戦争が終わってから、すぐに従来通りの製造業を始めることはできませんでした。
しかしこのままでは人々の仕事も、海外との貿易に使えるものもありません。
経済が滞り、日本という国が終わってしまうでしょう。
そうならないように、第二次世界大戦が終わった後は経済の復帰をスローガンに掲げました。
さらに経済を成長させるため、初めて重工業に力を入れられます。

多くの日本人が頑張ったことで、1970年頃には重工業の利益が、1935年頃の2倍になりました。
つまり第二次世界大戦後にすばやく日本の経済が復興したのは、重工業の発展が大きなカギを握っています。

これからの日本の製造業

時代が進むにつれて製造業の構造が大きく変化し、技術も高度になっていきます。
繊維工業では、生活必需品である衣類の製造がメインに行われるようになりました。
さらに重工業では機械工業だけでなく、化学や鉄鋼に関する製造業も発展し、それが経済の復興に関係しています。
そして今では日本の製造業は高い知識と技術を持っており、世界から注目されています。
海外から、わざわざ日本に学びに来る人もいるほどです。

また海外に積極的に進出したり、貿易を重ねてコミュニケーションを取ったりする日本の製造業も多いです。
グローバルな活躍をして、これからも高い知識と技術を磨き続けるでしょう。
ですから未来には、もっと優れたものを作れると期待できます。


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